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デイトレで勝つために必要なこと/トレンド相場レンジ相場を見極める!!

トレンド相場とレンジ相場、その日の相場環境によって、

勝てる日もあれば、負ける日もあり安定しない。

デイトレでよくある悩みです。

この記事では、トレンド相場とレンジ相場の見極め方と、勝率アップへの利用方法を記載していますので、最後までお付き合いください。

デイトレードにおいて、トレンド相場とレンジ相場では、仕掛けや手仕舞いの対応が変わってきます。

同じ対応をしていると、トレンド相場のときは連戦連勝でも、相場環境が変化しレンジ相場に移行すると全く勝てなくなるということが、よくあります。

私の場合は、相場環境に応じた対応をとることにより、勝率が上がり勝てるようになりました。

但し、重要なことですので、一つだけ、前提を説明させてください。

この記事の内容だけで、トレードに勝てるわけではありません。

全戦全勝のトレードは不可能です。(神様ではありませんのでw)

あくまで、トレードの勝率を上げて、トータルで勝つことが大事です。

また、トレードに勝つためには複数のルールを組合せて、勝てるトレードを構築する必要があります。

私はこの記事のルールと『勝率、期待値の分析』、『短期的な相場の方向性の分析』を組み合わせてトレードしています。

そちらは、下記の記事に記載していますので、併せて一読いただければ幸いです。 ↓ ↓

トレンド相場とレンジ相場の見極め方は?

実際にトレンド相場とレンジ相場のチャートを

見ながら確認していきましょう。

まず初めに、トレンド相場とレンジ相場の重要な本質についてお話しをします。

ここは、非常に大切な部分ですので、見落とさないようにしてください

下図がトレンド相場のチャートです。

某銘柄の、午前10時前頃から前場終了までの、1分足チャートです。

順調に下値を切り上げており、上昇方向のトレンドが出ています。

下値の抵抗線に沿って、押し目で買いを入れれば、容易に勝てそうに見えます。

(が、本当にそうでしょうか?)

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それでは次に、レンジ相場のチャートを見てみましょう。

こちらも、某銘柄の前場開始から午前10時過ぎごろまでの1分足チャートです。

株価が、上値ラインと下値ラインのボックス圏で上下し、レンジ相場を形作っています

上値抵抗線の近辺で売り、下値抵抗線の近辺で買いを入れれば、レンジ内で利益が容易に取れそうに見えます。

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上のレンジ相場のチャートを見ると、相場に方向感がありません。

トレード方針としては、レンジ相場を想定することが得策のように思えます。

そのトレード方針が有効であるか確認するために、上のチャートの続きである、午前10時過ぎ以降から、前場終了までの株価の動きを見てみましょう

下図が、そのチャートです。

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いかかでしょうか、午前10時過ぎまでは、レンジ相場の様相でしたが、それ以降は上昇トレンド相場へと変化しています。

つまり、午前10時過ぎに、レンジ相場に対応する戦略を立てましたが、それ以降は、予想に反して上昇トレンドに転じることになりました。

よって、当初のトレード方針の戦略は失敗に終ったことを意味しています。

そして、勘の良い方は、もうお分かりと思いますが、上のチャートは、冒頭から紹介したトレンド相場のチャートと、レンジ相場のチャートをつなぎ合わせたものです。

(上のチャートは2021年10月22日の、7202 いすゞ自動車の前場の1分足チャートです)

以上のことを踏まえた、『トレンド相場とレンジ相場の見極め方』のまとめは下記です。

  1. チャートから読み取れる、トレンド相場、レンジ相場は、あくまで過去の結果を見ているに過ぎない
  2. 今現在から、トレンド相場となるか、レンジ相場となるかを予測することは不可能である。

株価の予測が困難であることは、👉≪デイトレで勝つ!これがトレードの本質です!≫の記事に、詳しく記載していますので、併せてご一読ください。

しかし、あきらめるのは、まだ早いです。

次のチャプターに進みましょう!

それでも、トレンド相場とレンジ相場の有効な活用法がある。

トレンド相場とレンジ相場には

勝率を上げるために有効な活用法があります。

前述のとおり、トレンド相場とレンジ相場について、先行きの未来予測は不可能と言えます。

しかし、ある限られた範囲で、有効に活用する方法があります。

それは、極短期的な株価予測に利用する方法です。

予測期間が長くなると、株価の先行きを的中させることは困難ですが、短期であれば勝率アップに役立てることができます。

私も極短期の予測に活用しています。

ここで大切なことは、それは、利小損大のトレードにおいて、適用されるということです。

逆のトレード手法である損小利大の場合、株価の先行きを予測し、利益幅を大きくとる必要があります。

損小利大のトレードが困難である所以はここにあります。

つまり、『損小利大で利益を大きくとるということは、未来予測をすることと同じ』ということです。

それでは、利小損大のトレードにおいて、トレンド相場とレンジ相場を活用した、短期予測の具体的手法を見ていきましょう。

トレンド相場とレンジ相場を見極めて、エントリータイミングに活用する具体的な方法。

ここでは、下記の4種類のエントリシグナルについて、チャートのイメージを用いて紹介します。

  • 短期のトレンド相場で上昇方向
  • 短期のトレンド相場で下降方向
  • 短期のレンジ相場で上昇方向
  • 短期のレンジ相場で下降方向

1.短期のトレンド相場で上昇方向

エントリーのシグナルは下記です。チャートのイメージは下図です。

・シグナル:買い(条件1~4が同時発生)

条件1 最高値① < 最高値②
条件2 最安値① < 最安値②
条件3 中央値① < 中央値②
条件4 最高値② < 現在株価

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2.短期のトレンド相場で下降方向

エントリーのシグナルは下記です。チャートのイメージは下図です。

・シグナル:売り(条件1~4が同時発生)

条件1 最高値① > 最高値②
条件2 最安値① > 最安値②
条件3 中央値① > 中央値②
条件4 最安値② > 現在株価

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3.短期のレンジ相場で上昇方向

エントリーのシグナルは下記です。チャートのイメージは下図です。

・シグナル:買い(条件1~3が同時発生)

条件1 最安値① < 最安値②
条件3 中央値① < 中央値②
条件4 最安値② < 現在株価 < 中央値②

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4.短期のレンジ相場で下降方向

エントリーのシグナルは下記です。チャートのイメージは下図です。

・シグナル:売り(条件1~3が同時発生)

条件1 最高値① > 最高値②
条件2 中央値① > 中央値②
条件3 最高値② > 現在株価 > 中央値②

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以上が、短期のトレンド相場、レンジ相場を見極めて、エントリー戦略を変化させる例です。

私は実際に、この方法を使って、勝率を上げることができています。
(※但し、このルールだけで勝てる分けではありません。抵抗線など他のロジックと併用して活用しています)

次に、前述の、7202 いすゞ自動車のチャート内で実際のトレード履歴がありますので、一例として紹介しておきます。

実際のトレードの一例(トレンド相場・レンジ相場判定によるエントリー)

実際のトレードの一例がありますので、下記チャートをご覧ください。

10:54に買いエントリーし、11:08に返済売りとなり、2円の利益確定となりました。

10:54の時点では、下記の条件1と2が合致しました。

条件1 最安値① < 最安値②
条件2 最安値② < 現在株価 < 中間値②

そのため、レンジ相場の上昇方向のエントリーのシグナルが発生し、買い発動となりました。

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まとめ

今回、紹介したトレード戦略は、トレンド相場とレンジ相場の見極めと併せて、相場の上昇・下降の方向性に沿って、エントリーする手法です。

相場がトレンド相場となるか、レンジ相場となるか、未来予測するのは不可能です。

しかし、直近の株価の動きを観察することにより、短期的にトレンド相場かレンジ相場であるかを予測し、勝率を上げることは可能です。

ただし、あくまで、短期的な予測であるため、利小損大の小さな利益をねらったトレード方針のみに適用可です。

下記の3点を、最後にご確認ください。

  • 損小利大の戦略をとる。益出し幅を小さく、損切り幅を大きめに。
  • あくまで、短期予測を想定した、シグナルであることを忘れずに。
  • 全戦全勝はありえません。勝率の向上を目的とする戦略です。

最後まで、読んでいただき、ありがとうございました!

  • 以上、≪ デイトレで勝つために必要なこと/トレンド相場レンジ相場を見極める!! ≫ でした。


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