こんにちは!むこ丸です。今日は私がいつも使っている、とても便利なPC自動起動の時短技のご紹介です。
トレーダーの皆さんには、毎朝、決められた自分のルーティン作業があると思います。
毎朝、決まった時間にPCを立ち上げて、今朝のニュース、相場の状況をチェックし、トレードの準備をする。
こんな感じでしょうか?
でも、朝の忙しいときに、PC起動やアプリの立ち上げ、ファイルを開くのって、時間がかかって面倒ですよね!
ああ面倒だ!
毎朝、目覚まし時計と同じように自動的に、PCとアプリを起動、ファイルを開くことができたらいいのに!
そう思いませんか?
それ、実はできます。
しかも、なんと、元々、その機能はPCに備わっているんです。
この記事の内容をマスターすれば、明日の朝から、PCを起動するボタンを押す必要はなくなります!
つまり、こういうことです。
今までの朝のルーティーン ↓ ↓
- 毎朝、早めに起きてPCの起動ボタンを押す。
- PCの立ち上がるのを待つ。
- 時間がもったいないので顔を洗う。
- アプリ、ファイルを開く。
- 待つ
- 相場環境をチェックする。
明日の朝からのルーティーン ↓ ↓
- ゆっくり起きる。顔を洗う。
- 相場環境をチェックする。
明らかに、明日の朝から楽になりますね!
PCの起動とアプリ・ファイルの立ち上げを決まった時間にPCが自動で始めてくれます。
自分がPCモニターを見たときは、作業を始めるだけの状態にしておけるということです。
(残念ながら、顔は自分で洗う必要がありますが(笑)・・・)
では、その方法を一緒に見ていきましょう。
毎日、PCをタイマーで自動で起動させる設定方法(BIOS画面からの設定)
パソコンにはBIOS(バイオス)というプログラムが搭載されています。
BIOSは、OS起動時にCPUや、デバイス(モニター・キーボード・マウスなど)を管理・制御するためのものです。
BIOSは通常は初期設定で適切な状態に設定されており、このBIOSの画面を見ることも触ることもありません。
その、BIOS画面から、PCを決まった時間に起動する設定ができます。
BIOS(バイオス)画面の立ち上げ方法はPCの機種によって違いますが、ここではWINDOWS10の設定画面からBIOS画面を起動する方法をご紹介します。
(※自身のPCのBIOS画面の立ち上げ方がわからない場合は、PCメーカー、機種、BIOSでブラウザ検索し、事前に起動方法を確認してから実施してください)
以下の手順で設定を進めてください。
①② 画面左下のウィンドウズマークを右クリックし、≪設定≫をクリックします。
③ 設定画面に移りますので、≪更新とセキュリティー≫をクリックします。
④ 左端のメニューの≪回復≫をクリックします。
⑤ 回復画面の、≪今すぐ再起動≫をクリックします。
⑥ 再起動がかかり、しばらくすると下記の画面になります。
≪トラブルシューティング≫をクリックします。
⑦ 次に≪詳細オプション≫をクリックします。
⑧ 詳細オプション画面の中の、≪UEFIファームウェアの設定≫をクリックします。
⑨ ≪再起動≫をのボタンをクリックします。
上記の再起動を押すと、いよいよ、BIOS設定の画面に移ります。ここからは、マウスは操作できませんので、キーボードのみの操作となります。
⑩ キーボード操作が画面右下に出ていますので、確認だけしておきましょう。(後述の日本語表記に変更した後でも結構です)
⑪ 英語だと見づらいので、日本語表示に設定を変更します。
キーボードの↓で≪System Language≫を反転表示させ、Enterキーを押下してください。
⑫ 言語を選択するウインドウが表示されますので、キーボードの↓で≪日本語≫を反転表示させEnterキーを押下してください。
⑬ 最上段のバーにメニューが表示されています。
キーボードの→、←で上段のメニューが変わりますので、『詳細』のメニューを表示させてください。
⑭ キーボードの→キーで、最上段のメニューの選択を『詳細』にし、下記画面で、キーボードの↓を押下して≪パワーマネージメント・セットアップ≫を反転表示させ、Enterを押下してください。
⑮ 下記画面に移りますので、キーボードの↓を押下して≪RTCアラームで復帰≫を反転表示させ、Enterを押下してください。
⑯ キーボードの↓を押下して≪毎日≫を反転表示させ、Enterを押下してください。
⑰ 起動時刻の設定項目が表示されますので、キーボードの+、-のキーで時、分、秒を起動させたい時刻に合わせます。
⑱ キーボードのF4キーを押下し、≪はい≫を選択して終了。
お疲れさまでした。ここまでの設定で、PCの自動起動時刻の設定は完了です。設定した時刻になると自動でPCの電源が入り、起動されます。寝室にPCを設置されている場合は、目覚まし時計の代わりにもなりますね!
アプリ・Webサイト・ファイル等をPC起動時に自動で起動させよう
先ほどは、PCをタイマーで自動起動する設定をしました。
どうせPCを起動するのであれば、定例で閲覧するWebサイトや、アプリのファイル等も立ち上げておきたいものです。
スタートアップ機能を使えば簡単に、それが行えます。
アプリ立ち上げの時間等、余計な時間の節約になりますし、なにより面倒な手間が減ります。
今回は、例として筆者のブログサイトをスタートアップに設定します。
もちろん、例えば他のWebサイトや、アプリのファイル、フォルダであっても複数設定できます。
それでは、やっていきましょう!
①② 画面左下のウィンドウズマークを右クリックし、≪ファイル名を指定して実行≫をクリックします。
③ テキストボックスが表示されますので、shell:startup と入力します。
④ スタートアップのフォルダが開かれます。このフォルダの中に、ファイルやアプリ、Webサイト等のショートカットを入れておけば、PC起動時に自動的に立ち上がります。
ここまででPC起動時のファイル、Webサイト、アプリ等の自動立ち上げの設定は完了です。
何か、ショートカットをスタートアップフォルダに貼付けてPCを再起動して、試してみましょう。
以下、Webサイトのショートカットを作成してスタートアップする方法も確認ください。
ここからは、Webサイトのショートカットの作成方法を記述しておきます。
ちなみに複数のWebサイトのショートカットを先ほどのスタートアップフォルダに入れておくこともできます。
⑤ 画面上の空スペースのどこかで、右クリックし、≪新規作成≫―≪ショートカット≫をクリックします。
⑥ ショートカットの場所を入力するウィンドウが表示されます。
⑦ ショートカットを作成したいWebサイトのURLアドレスを入力します。
※ここでは例として当ブログサイトのアドレスを入力しました。
⑧ ショートカットに任意の名前を入力し、≪完了≫ボタンをクリックします。
⑨ Webサイトのショートカットがデスクトップ上にできました。
これをコピーし、スタートアップフォルダに貼付ければ、完了です。
お疲れ様です。ここまでで、Webサイトのショートカットの作成方法をとスタートアップの設定は完了です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
私はこの方法を使って毎朝、PCを自動で立ち上げています。
同時に立ち上げる必要のある証券会社のWebサイト、アプリ、エクセルファイル、トレード関連をまとめたフォルダを自動で立ち上げています。
朝の目覚まし代わりにもなっており、顔を洗ってPCのモニター画面を眺めるときには、準備ができている状態です。
とても便利なので今回ご紹介しました。
私のPCの場合は、曜日別のスケジュール管理ができないので、毎日自動で設定時刻に起動します。
旅行で外出する際などは、PCを使わないときは電源を直接落とすことができません。
その場合は、スマホを使って外出先からグーグルのリモードデスクトップで電源を落とします。
リモートデスクトップはスマホで外出先からPC操作ができるため、とても便利です。これもまた、機会があればご紹介したいと思います。
- 以上、≪時短技:タイマーでPCを自動起動。毎朝の面倒なPC/アプリ立ち上げ作業から解放されます!≫ でした。